1951-11-09 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号
飜つて日本の立場で申しますと、戰争によつて財産上の損害をこうむつた人達たちは、ただに在外資産を喪失した者だけでなく、その他各般の人たちがございます。それから国の財政能力というものも勘案しなければいけないことであります。各種の戰災者に対する補償の間の公平の観念、それから国の財政能力との勘案の関係におきまして、空文的な補償條項を設けてもらうことは、却つて問題の解決を困難にするだけのことであります。
飜つて日本の立場で申しますと、戰争によつて財産上の損害をこうむつた人達たちは、ただに在外資産を喪失した者だけでなく、その他各般の人たちがございます。それから国の財政能力というものも勘案しなければいけないことであります。各種の戰災者に対する補償の間の公平の観念、それから国の財政能力との勘案の関係におきまして、空文的な補償條項を設けてもらうことは、却つて問題の解決を困難にするだけのことであります。
私は兒童委員にはどうかして古い思想を持つておりますところの社会事業を食いものにしたり、そうしてお情けにやつてやるというような、そんな大それた考をしておりますような、社会事業ずれのした人達たちを今度全部除けてしまつて、そうしてできるだけ新らしい層を持つて來て、中に学生の層もよいだろうし、青年團の中からもよいだろうし、そうして新らしい小学校の先生方にも大いに出て貰いますといつたように、新らしいものをここに